太陽と月に背いてのレビュー・感想・評価
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レオ様の美しさが限界突破してる
中学生のときレンタルビデオで見た作品。
とにかくレオ様がとんでもなく美しかったのと相手役のオジ様がじじいすぎて引いた記憶しかない。
中学生が見る作品じゃない。今見たらきっと違う感想が出るはずだけど、見れる機会が全く無い。
英語で見たから2時間の映画を4時間かけてみた
この時のディカプリオが美し過ぎた。
美しい姿とは裏腹の汚い言葉使いや、サディステックな一面がヴェルレーヌを更なる沼に
だけどランボーだってヴェルレーヌを欲してたよね。彼がロンドンを1人で立つ時に「行かないで、僕のそばにいて、貴方なしでどうやって生きていけばいいの」って言ってたところはすごくグッときた。
顔がいいとそれだけでその人の生き方生き様が美化される。
美しさは狂気
ところどころ2人が猿になったりヤギになったり犬になったりしてわらった。
ランボーの魅力の虜が理解できる
エディ&ザ・クルーザーズ(1983年製作の映画)EDDIE AND THE CRUISERSの映画で主人公のフランキーがランボーの『地獄の季節』を読んでいた。それが、気になって、ランボーの伝記をYoutubeで何本か見た。日本語では中原中也の一部訳を読んだが、難しいせいか、かえって混乱した。散文詩である、『地獄の季節』はランボーの譲らない性格がよく出ていて、『爆発』という言葉で形容できる作品だ。芸術である詩歌の解釈は難解なので、自分の好きに解釈している。 19世紀の現状を少
し頭に入れないと、言葉遣いに抵抗があったりするだろう。それに、伝記や映画を見たあと、『地獄の季節a Seasoon in Hell』 のランボーの使う言葉の関係が理解しやすくなる。情景が目に浮かぶようになるが、多感で感受性に富んでいて、自分の限界を知らないような暴力的な外れた描写ができることに羨ましいいと感じる。
中原中也や小林秀雄はフランス語から日本語訳にしたとは思うが、ここが重要だと思った。翻訳は難しいのでフランス語で書かれた意味を失っては困るから。
この映画は1871年、17歳のランボーから Rimbaud (Leonardo DiCaprio)詩が認めてある手紙を貰う詩人ポールヴェルレーヌの家に、ランボーが招待されるシーンから始まる。 ポールはランボーの革命的な天才で、屈託がなく、気に障るような不快な態度に、不思議な魅力を感じて、虜になる。この態度がポールの作家活動に新鮮な息吹を与える。ポールヴェルレーヌVerlaineはランボーの才能の中に自分の持っていないものをみいだしているようで、ランボーの話す一言一言が詩になっているような感覚で耽美にふける。ポールヴェルレーヌはランボーの操る言葉を自慢そうであり、羨ましい目つきでいつも見つめているように見える。そのシーンが、美しく感じられる。しかし、ポールの詩の才能や名声にもかかわらず、ランボーの魅力に取り憑かれ、自分を失い始めていく。妻や子供より、ランボーの自分の持っていない才能に惹かれる。ランボーの奇行にもかかわらず。 ランボー曰く、この二人はお互いを必要としていると。 恐ろしい魅力の虜になったポール。 それはポールをアル中にもしていく。
シノニムズ(2019年製作の映画)Synonymes/Synonymsという映画で似たようなシーンがあった。セーヌ川の欄干に寄り添いながら主役、 Yoav(Tom Mercier)が辞書で学んだ言葉、形容詞を吐き新天地パリを修飾し表現するとき、作家で行き詰まっているエミールはYoavの表現力に羨望を感じている。その上、憧れも。この二人の関係はヴェルレーヌとランボーの関係と同じように見える。
ランボーは実家 Charlevilleに戻り、Une Saison en Enfer ("A Season in Hell"地獄の季節)を書き終える。
この映画では最後のシーンで、ランボーの妹がポールの元を訪れる。妹に、『お兄さんは天才だ』と。
アブサンAbsintheを二人分注文して、ポールはランボーを懐かしんでいるところで終わる。
余禄:Absintheというコバルトの綺麗に見えるアルコールは中毒になりやすいそうだ。これをランボーとポールはよく飲んでいた。
みつかった。なにが?
海と解け合う太陽が
かつて、ぬるーい学生生活にうんざりして、地の果てでひとり酔いどれているかのような、ランボーの散文詩に救いを求めた自分は、この映画には引き込まれるものがあるのであった
かっちょいい文体ではあった。フランス語読めないので、読めない人には小林秀雄訳がおすすめだ
いま おれは美をまえにして
おじぎの仕方を心得ている
みたいな
レオちゃんの映画でははまり役だと思った。ディカプリオファンはみたほうがよい、それがよい
天才詩人に挑戦したディカプリオの演技力とその姿勢
若手人気ナンバーワンのレオナルド・ディカプリオが詩人ランボーを演じた文学映画。ランボーの役は、以前テレンス・スタンプが演じた「ランボー/地獄の季節」(1971年)が印象に残っている。内面に才能を秘めた天才を演じるのは難しい。スタンプが32歳で演じたものを、人気に阿ることなく演技派のディカプリオが21歳で挑戦するところに意味がある。100年前の物語でも、ディカプリオのランボーを観ていると、現代の若者の無軌道さに通じるものがあり興味深かった。ただ、感動はない。
芸術性が高い映画、同性愛描写だけの映画ではないと思う
フランスの詩人、アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌとの破滅的な恋愛を描いた作品。
史実でもこの2人は恋愛関係にあり、それを元にした小説が原作です。
面白いのは原作者が映画の脚本も手掛けており、シナリオに無駄がなく面白い。内容的に中だるみしそうなストーリーなのですが、飽きずに最後まで見れます。詩人の物語に相応しく、映画自体も詩的な雰囲気。
ディカプリオとデヴィッド・シューリスの演技が素晴らしいのも見どころ。この映画への出演を当時のマネージャーが反対していたのですが、それを押し切っレオは出演したそうです。
主人公の2人がゲイ・バイセクシャルである点が話題にされますが、情熱的で壊滅的な関係性がうまく描かれていることに価値があります。これがストレートの2人での映画でも変わらないと思う。
破滅的な愛
若いときの無防備なまでの美しさは本当に罪です。そのことを本人は自覚していないわけで・・・。
早熟の天才詩人、アルチュール・ランボーと若妻と子どもがいながら彼にのめり込んでいったポール・ヴェルレーヌの実在した二人の詩人の事実に沿った伝記作品。
彼らの2年間の放浪の旅。その蜜月の果てに待っていたものは。。
不快さと切なさと狂おしさが混じり合う、屈折した愛の形は終始みていて息苦しさを覚えます。
破滅的な同性愛を体当たりで演じた若かりし頃の美しいレオ様にとりあえず拍手。
正直、あまり見たくないような描写も所々ありましたが、今作は彼のファンにとっては必見といえそうです。
VHSにて鑑賞 多少の衝撃はあるにせよ、観て損はないです(^_^;)
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