「何度観ても面白い」ダイ・ハード まるさんの映画レビュー(感想・評価)
何度観ても面白い
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NYとLAの相容れない文化をジョン・マクレーンを通して描いていたり、畳が重いとか職場で既婚が疎まれる女性とか昔の日本文化も入れたり、とドンパチ映画なのにとても細やか丁寧な脚本。
恐らくタワーリング・インフェルノも参考にされていて、屋上を爆破したり、リチャード・チェンバレン的にエリスを配置したり。
ジョンは常に銃を装着し、リムジンの助手席に乗ってしまうような男。優雅さとは程遠い、生き馬の目を抜くNYで日々凶悪犯と対峙していることが一目でわかる演出で上手い。そういう丁寧な描き方が隅々にまで行き渡り、伏線回収含め最後まで飽きさせない。
そしてジョンをブルース・ウィリスが演じたことが大正解なのだ。
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