タイタニック(1997)のレビュー・感想・評価
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私の聖書(バイブル)
ラブストーリー苦手の壁は超えられず。
タイタニック号に潜り込んだ売れない画家と、家柄は良いが没落した貴族の娘の出会い、恋、そして沈没までの物語。
美男美女のラブストーリーと聞いて、「絶対に見ない」と決めていたのですが・・・wowow放送のタイミングで鑑賞してみました。
90年代の映画とは思えない壮大はVFXは見事でした。鑑賞後にwikiでタイタニック遭難について調べてみましたが、上手に史実を交えているところにも感心しました。
ただ、現在と過去を映す手法は、個人的には好きではありません。少なくとも、ヒロインが生還することが冒頭で分かってしまうわけで、それはそれでどうなの?と思ってしまいます。
何れにせよ、周囲の高い評価程の感銘を感じることは出来ず・・・ラブストーリーはやはり私には合わない、と実感してしまいました。
素晴らしかった
超恋愛物なんだけど、なんだか面白い
プロットに多くの穴があり、ストーリーは一貫してベタベタな恋愛物にも関わらず総合的には面白い。
ケイトとレオの演技はもちろんのこと、一番はセットや衣装も大きいと思う。特に面白いセリフ回しも展開もないのだけど、キャメロン監督のタイタニックへのこだわりがすごい為に、タイタニック号の美しさは見ていて飽きない。3時間程の映画が船という狭く(豪華客船ではあるけれど)、限られた場所での映画なのに、所々の場所で印象的なイベントを起こすのはさすがだなぁと思った。
レボリューショナリー・ロードという映画で、レオ&ケイトが夫婦を演じています。もしこの2人がのちに夫婦になったら…と観ると中々面白いのでお勧めです。(この映画もある意味タイタニックです)
22年経っても色あせない作品
照れも臆面もなく真正面から本当の恋愛を描くからこそ、大の大人が号泣してしまう
何度観ても大の大人の男が号泣してしまう
いや大人だからこそ泣いてしまうのかも知れません
ローズとジャックのような本当の恋愛が自分にはもはや遠い昔の話になってしまったことを知っているからなのかも知れません
だからこそこれからそれを知るであろう若い人にこそ観て欲しい映画です
本当の恋愛をすべきだと
特に別れた後の相手の幸せな人生を願うシーンは心にしみます
そしてその言葉を糧に懸命に生きる彼女の姿にも
ジェームズ・キャメロン監督はターミネーターで大成功した人ですから俺達のジェームズ・キャメロンが一体どうしてしまったんだ?と当時は不思議に思えたものでした
しかし改めて観て思うことは本作は監督からすれば過去の作品と変わりはしないのです
もっと言えば大失敗作であったアビス、大成功したターミネーター2、そして映画史上最大のヒット作の本作、さらにそれを上回ったアバター
これらは監督からすれば直線上に連なる作品だと思うのです
アビスを撮ったからこそ、ターミネーター2の魅力的な液体金属の敵を出すことができたのだし、そもそもタイタニックを撮る切っ掛けにもなった
単にそれだけのことではありません
つまり、それは誰も見たことのない仮想の現実を、本当の現実と錯覚させるほどの映画体験を観客にもたらせるということの一連の仕事だったのです
だから、この恥ずかしいほどのど真ん中の直球かつ豪速球の恋愛シーンも、アバターでの超リアルな異星の世界を描くことも、彼には同じことだったのだと思います
それ故に照れも臆面もなく真正面から本当の恋愛を描けたのだとおもうのです
こうでありたかった恋愛の結末
それがラストシーンです
誰しも得られる訳ではない本当の恋愛の幸せな成就
あまりににも美しく手に入らなかった甘い思い出
それは本当はあり得たのだとおもえるからこそ、大の大人のが号泣してしまうのです
音楽もまたセリーヌ・ディオンの主題歌はもちろんエンヤの歌声も限りなく映像とマッチして気分を高めてくれます
最高の映画の一つと思います
長いのが最大の欠点だったと思う
人々の動きに感動
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