劇場公開日 1997年12月20日

「20世期最高傑作」タイタニック いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)

5.020世期最高傑作

2020年8月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

タイタニック号沈没の悲劇を通して、貧しい青年と上流階級の娘、身分の違う2人の悲恋を描いた作品。

身分を超え、すべてを捨てて互いに結ばれる運命を選ぶ。この、ありのままの愛の形に憧れを感じた。
船首でのローズが手を広げ、ジャックが後ろから支えるシーンはあまりにも有名、本当に鳥肌立つ。

そして、ディカプリオが美しすぎる。最近は男らしさ、良い意味でオッサンぽさが出てるけど、この時の美青年っぷりは、惹かれてしまう…

タイタニック号の沈没、パニックの中で垣間見える人間の本性。キャルの突出した自分勝手ぶりにめちゃくちゃイラッときた。でも極限状態の中ではああいう人も出てくるし、内容を盛り上げるためのいいキャラだとも思った。

2人の永遠の別れのシーンがあまりにも切ない。胸が引き裂かれそうになった。
とても悲しい話だけど、彼女はジャックのおかげで、、自分らしく生きたんだなと幸せな気分にもなれた。
ラストでローズが周りの人に歓迎される中、ジャックと再開する夢のシーンでは感動が爆発した。
そして流れる主題歌で余韻に浸り、また感動。

スペクタクル大作でこんなに感動、涙腺ゆるゆるにさせられる映画はそうないでしょう。最高傑作だと思った。

いたかわ