劇場公開日 1997年12月20日

「3時間超えの大作なのに飽きずに観れるマジック」タイタニック マ王さんの映画レビュー(感想・評価)

4.53時間超えの大作なのに飽きずに観れるマジック

2024年6月22日
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鑑賞方法:映画館

1997年、この年の洋画の不作にはマ王とその映画仲間達から溜息が漏れるほどだったのを記憶している🤔
それはマ王が高校生の時、あまりにも過剰な宣伝方法を繰り返した日本の配給会社に嫌気がさし映画館から足が遠退いた時以来の事件であった(全米No1が所狭しと日本を席巻してた)
そんな年末、実に諦めムード漂うマ王と彼女が選んだその年最後の劇場鑑賞が「タイタニック」だった✨
長丁場の映画なのも判ってたしマ王なんて「彼女は寝るな」とまで思ってた😅
後で聞いたら彼女もマ王が寝ると思ってたらしい←彼女は前情報で恋愛映画の要素があると知ってたのがある⭐マ王、恋愛映画が嫌い

さて、今頃「タイタニック」の話を盛り上げようなんて気はサラサラ無いが、敢えて書くなら当時の熱狂は凄まじかった😱
年末公開してから年を跨いで8月までのロングラン😳(また直ぐにレンタル開始した気がする)
3時間超えの映画なのに猫も杓子も長蛇の列でリピートし、皆が同じ場面で同じように泣きじゃくるという狂気が罷り通っていた(ほぼ事実)
思い返せば同じ映画を映画館で何度も観るリピーターが登場したのも「タイタニック」からのような気がする😬
マ王の映画仲間も挙って観に行った回数を競っていたがマ王は「次はレンタルで観ればいい」と笑っていた😆
でも実際は「タイタニック」こそテレビサイズの映画ではなく劇場の大きなスクリーンで観るべき映画であって、マ王邸のレーザーディスク(知らんかもだが昔の記憶媒体の最高峰)とスピーカー6組+ウーファーの音響機器とワイドテレビ(当時はまだ主流ではなかった)をもってしても映画館での感動は再現出来なかった思い出がある←若い頃は自営業者だったのでお金はあった😶←殆ど映画に注ぎ込んでる

まさに日本中を巻き込む特大の竜巻みたいな映画で、おそらく50年に1〜2本の名作だと言い切ってもいい🥸
あのハリウッドにさえ「タイタニック」は影響を与え何本か3時間オーバーの大作を世に放ったが、そんなにそんな柳の下には泥鰌はおらんよ(逆に酷い作品が多かった「ジョー・ブラックをよろしく」とか)
そもそもハリウッドは概ね90分くらいの映画を好んで作る😐
答えは簡単で映画館での1日の上映数だ💨
仮に朝の9時から21時最終上映としても90分と180分の作品とでは観客を倍回せる🫤
短い映画の方が利益を上げれるという話である🙃
ハリウッドが大作を作らなくなった理由の一つだ👊
結果、どうなったかは今の洋画界を見れば判る通りハリウッドは廃れてしまった⤵️
巻き返す日は訪れるのだろうか······

さて「タイタニック」が成功したもう一つの要因として、映画1本の中を15〜20分刻みで構成しているトコにある👍
長く一つの話を引っ張らず細かく展開を変える事により観客を飽きさせない工夫を徹底していた☺️
長い映画だと感じないのはココに秘密があったのよね🤯
長編映画で「タイタニック」よりサクサク観れる映画は無いんじゃないかな💦

斯くしてマ王とその彼女は大満足して映画館を後にしたんだが、その後に爆発的なロングランになるのまでは想像してなかった😵‍💫
ちなみにネットがそんなに普及してなかった頃の話だからして、口コミだけで評判が広がったのも凄い事なのよ😵

余談だけど、当時の映画仲間の間ではヒロインのケイト・ウィンスレットを美人と定義して良いものか、が話題の的だった🤣←う〜ん、今は問題発言だな

映画館での鑑賞オススメ度★★★★★
実はCG多用してます度★★★★★
ケイト・ウィンスレットぽっちゃり度(時代に合わせてノーコメント)

更に蛇足的余談だけどマ王、ぽっちゃり体型好きなんよ❤️❤️❤️

マ王