劇場公開日 1963年8月3日

大脱走のレビュー・感想・評価

全91件中、21~40件目を表示

5.0やっぱ面白いっ!

2023年6月11日
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鑑賞方法:映画館

「午前10時の映画祭」で上映されていたので、初めて映画館の大画面で鑑賞。
ちょうど60年前の映画なんだねー。
子供の頃、TVで見たことがあり、その後もレンタルビデオやDVDで何度も鑑賞しているが、映画館での鑑賞はまた格別。

本作が実話ベースだということを知ったのは高校時代(40年前)で、図書館で原作を探して読みふけった記憶も。

何度も見たとはいえ、見るのは20年ぶりくらいなのだが、久しぶりに見ると、やっぱり何度見ても面白い。
収容所のドイツ兵がステレオタイプのナチスドイツのイメージとずいぶん違うとか、捕虜の収容所生活が意外に自由だとか、「事実」としての背景を知る度に新たな印象を感じながら見ることになる。

それにしても、スタッフやキャストももうほとんど故人なんだねぇ。
何といってもスティーブ・マックィーンが痺れるほどカッコいい。いつの間にか彼の享年もとうに過ぎた年齢になってしまったが、そんなおっさんが今改めて見てもシビレる(笑)
実際にはなかったらしいが、このマックィーンのオートバイのチェイスシーンがなければ、本作がこれほどまでの不朽の名作になったかどうか。
ちなちに、マックィーンは追跡側のドイツ兵にも扮してオートバイに乗っているらしいので、今回はそれを探そうと思いながら見ていたが、探すまでもなく一撃で分かった(笑)
ライディングフォームが同じなんだもの(笑)

7月は「タワーリング・インフェルノ」なんだって!
これもマックィーンがカッコいい映画だったよねぇ。
見に行こうかな(^-^*)

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flying frog

5.0ワァオ!

2023年6月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

怖い

興奮

"Good Luck"
"Thank You"

午前十時の映画祭にて鑑賞。
以前中途半端にTVで観てしまい、なまじっか展開を知っていたためにちゃんと観ていなかった1作。
最初から最後まで通しで観た感想は"Splendid"
まさかここまで一分の隙もない作品だったとは。
男の子のやりたいことを、図体が大きくなった子供達が命懸けでやりました、そんな作品で、これを持ってこられて男子がつまらんわけがない。
「で、今いつなんだよ?」と思ったところでアメリカ独立記念日を収容所で祝うくだりが入ってくるから、そこでスケジュールもちゃんと整理される。
何より冒険活劇のクセして心理描写が見事なんだわ。
トンネル掘りすぎて閉所恐怖症になったり、収容所で気落ちして錯乱したり。
V・E・フランクル「夜と霧」だったと思う、アウシュヴィッツのユダヤ人はクリスマスが明けると死亡率が上がったという。彼らは「クリスマスまでには戦争は終わり自分たちは解放される」と信じ、そしてクリスマス後も続く戦争を前に亡くなっていったそうだ。
これと同じで、収容所の捕虜たちにとっては脱走そのものが生き甲斐だったに違いない。
フラグの回収もしっかりと行なっていて、「そりゃ名作になるわけだ」と納得しました。だって鉄則を忠実なまでに守っているもん。

にしても、これだけオールスターキャストの中でのスティーヴ・マックイーンの圧倒的なオーラ。もしかしたら"スター"という言葉は彼のためにあるのかもしれない。サッカーで言えばマラドーナ、野球で言えば長嶋茂雄…生まれながらの何かを持っている。

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ストレンジラヴ

4.0素晴らしい

2023年6月11日
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鑑賞方法:映画館

映画におけるスペクタクルが詰まっている。心理・物理の描き方も素晴らしいし、ハラハラとスカッとのバランスも良い。
アメリカの玉袋筋太郎ことスティーブ・マックィーンのライディングテクニックに惚れ惚れ。『キートンのセブン・チャンス』で野山をすごい勢いで駆け巡るキートンが好きなんだけど、それに似た爽快さ、心地よさである。

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ouosou

4.0死にぎわでも生き生きしている男たち

2023年5月31日
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鑑賞方法:VOD

囚われて先行き不安なはずなのに悲観せず、与えられた任務を遂行しようとする男たち。
自由な身の僕よりよっぽど明るく生き生きしている。何か生き方、命の使い方について教えられた気がした

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噛む犬

3.5捕虜だけど、前向きな生き方を感じる

2023年5月31日
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鑑賞方法:VOD

知的

ナチスに囚われた、様々な国の捕虜達が協力して大脱走を計画、実行するという事実に基づいた壮大なストーリー。
暗くなる映画かと思ったが、冗談を言い合ったり、ドイツ兵をうまく騙したり、捕虜という立場でありながらも前向きさを感じられた。何より失敗しても諦めない不屈の精神がすごかった。

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YUKA

0.5この映画は虐殺の事実以外はフィクション。また、一つの話では無い。

2023年5月7日
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マサシ

何回見たか

2023年4月12日
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興奮

萌える

子どもの頃テレビで見てからというもの多分30回くらい見たかも。
子ども心にナチスとドイツ空軍は仲が悪かったんだなぁと思った。

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たけうち

5.0これは生命を賭けた偉大なるゲーム‼️

2023年4月9日
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笑える

楽しい

興奮

この作品は物語の構成として、脱走の計画、準備、実行に至るまでの収容所内の緊迫したドラマの前半、そしてそれぞれがドイツ国内を逃げ回る敵中突破モノとしての後半。そのコントラストが見事。スティーブマックイーンやジェームズガーナー、チャールズブロンソン、ジェームズコバーンらが妍を競い、ジョンスタージェス監督がそれぞれに見せ場を作り、そこにエルマーバーンスティン作曲のテーマ曲がかかって、忘れられない興奮と余韻を残してくれる。特に有名なマックイーンのバイクスタントは必見(グローブとボールも)‼️私にとっては年始のスタートアップムービーとして欠かせない大好きな映画です‼️

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活動写真愛好家

5.0【第二次世界大戦中の、ドイツの捕虜収容所に、脱獄の名手の連合軍将校たちが運び込まれた設定からの脱出劇に魅入られる作品である。】

2023年3月13日
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鑑賞方法:TV地上波、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 獄からの脱出を描いた映画と言えば「パピヨン」と「ショーシャンクの空に」であろう。
  そして、忘れてはいけないのは今作である。-

◆感想

・バーンスタインのテーマ曲”大脱走テーマ”のシーンに合わせた使い方。
 華やかな長調がメインであるが、状況に応じて短調になったりする。

・連合軍将校たちが、脱走計画を立て、3本のトンネルを掘るシーン。調達係や、今作後も多くの作品で描かれた掘った土を足の中の袋から落とすシーン。

・ナチスの兵たちが、ジュネーブ条約に従い、捕虜の人権を認めている姿。
ー 多くの戦争映画では、ここが描かれていない。-

・今作は、彼らが脱出するシーンだけでなく、脱出した後の姿も描いている事が秀逸なのである。
ー 殆どの者は、ナチスにより、命を絶たれる。
  それは、エンドロールで流れる”50人に捧ぐ”と言う言葉からも見て取れる。-

<今作が面白いのは、脱出する過程を丁寧に描いている事と、脱出した彼らが全て自由になった訳ではない事をキチンと描いている点であろう。
 スティーブ・マックイーンが演じたヒルツ大佐も、元の獄に繋がれる。
 だが、彼の瞳はギラギラと輝いているのである。自由を求めて・・。>

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NOBU

3.5テテ、テテーテテテ

2022年11月9日
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鑑賞方法:VOD

テテーテテーテテッテ、テテ♪
お馴染みのテーマソングが頭から離れません!
Good luck!面白かったです。

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ぽじのふ

5.0友情の物語だから、みんな好きなんだなあ。

Mさん
2022年9月30日
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ヒルツとアイヴス、コリンとヘンドリー、ダニーとウィリー等々、(ひょっとするとラムゼイとルーガー所長も?)の友情の確かさを感じることができる。
ある意味、戦争の場面を借りた友情の物語と言えるかも。だから、みんな、この「大脱走」を好きなんだなあ、と改めて感じた。

映画は映像でも、音響でもさらにはストーリーでさえなく、その人にとって、心に残るかどうかだけが大切なのですね。
今回、午前10時の映画祭で見て、改めてその事を認識しました。
もう何度見たことでしょう。ただし、そのうち、映画館のスクリーンで見たのは4回(?)のみ。それでも、この映画ほど心に残る映画はなかなかありません。
ラストシーンは、ずっと「のっぽ」の兵隊さんがちょっと振り返って見るシーンと思っていました。しかし映画館で見てみると、映画の画面をテレビのサイズにあわせて狭くしたため縦長になっていたのですね。しかも、壁にボールをあててるシーンと思っていたのが、実はあの「音」だけだったとは。
子どもの頃、放送がある度に、学校で話題になっていました。
スティーブマックイーン、かっこいいです。

追記
子どもの頃には、収容所の所長は悪いやつだと思っていました。しかし、そう単純なものでもなかったのですね。当時は、ドイツ空軍と親衛隊やゲシュタポの違いさえ知りませんでした。
子どもの頃から(そして、今でも)好きになれなかったバートレットは、「ジュラシックパーク」の会長役の人だったのですね。しかも「ガンジー」や「コーラスライン」の監督だったとか。びっくりでした。

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M

3.5仲間・絆・団結

2022年5月21日
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セロファン

5.0マックイーンが一番

2022年3月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オールスターで作られた戦争秘話の超大作。
やはりスティーブ・マックイーンのオートバイが一番かっこいい。
収容所からトンネルを掘って脱走するのだが、掘るのも逃げるのも大変。
長い映画だけど飽きない。

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いやよセブン

5.0最高に面白い! 脱獄系映画の頂点

2022年2月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 脱獄系映画には面白いものが多い。 大脱走は、ドイツの捕虜収容所からアメリカ人兵士が集団で脱獄した史実を元にして作られた名作。 面白いので、今でも時折テレビで放送されている。 私も久しぶりにテレビで観たが、ハッピーエンドではないにも関わらず、戦争の悲惨さや薄暗さは皆無で、鑑賞後は爽やかな気分にさえなる。 やっぱり面白かった。

 実話が元とはいえ、完全なエンターテイメント作品として仕上げられている。 若き日のチャールズブロンソンやスティーブマックィーンが活躍するというだけで、 私の年代なら胸が躍る。 その時代にスターになる人たちというのは、今見ても魅力的だ。

 作品としての最大の魅力は、 登場人物たちと一体感を共有できること。 捕虜収容所から全員で脱獄しようという計画が立ちあがった瞬間から、観客も銀幕のスターたちといっしょに脱獄チームの一員となる。 そして、期待と不安を背負いながら、脱獄の道のりを手に汗握りながら追体験していくことになるのだ。

 面白さの鍵になっているのは、チームを組んだ各人が様々なスキルを持つスペシャリストであること。 みんなが力を合わせれば、勇気百倍で大きなことにも取り組めるという事を、映画を通して実感できる。 なんというか、自己啓発的な作用のある映画かもしれない。

 最高にカッコイイのは、マックィーンが連行されて独房に入れられた後、ひとりでボールを壁に当てて遊び始めるラストシーン。 敵には死んでも従わないという気概を表現した、アメリカ人ならではの粋な演出だ。

 観た人によって、心に残るシーンは様々だろう。 映画館でリアルタイムで観た世代には、忘れられない永遠の名作になっていると思う。

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Garu

4.5希望を捨てない兵士たち

2021年5月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

戦争映画だし捕虜収容所の映画だということで重たい映画かと思ったのですが、前向きで希望を感じるとても面白い映画でした。
もちろん描かれているシチュエーションそのものは重いのですが、希望を捨てない兵士たちがとても素敵でした。
間違えなく名作です!

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光陽

5.0見てなかった自分に、喝!

2021年5月23日
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今日の感想は、勝手に思い込んでいた正誤表でいきます。
1963年ってまだ生まれてないかったしさ(言い訳)。

✖︎犯罪者マックイーンが、バイクに乗って草原を駆け抜けて終わり。
◎「ドイツ軍捕虜」収容所から、脱走を試みる。バイクシーンはあるけど。

✖︎マックイーンが1人でコツコツ計画して、脱出。
◎いろんな分野のスペシャリスト捕虜が、お互い手を組んで脱出計画。
ちょっと銀蔵劇風ですが、人の区別はつきやすかった。

✖︎尺が3時間弱って、きっと飽きそう。
◎ストーリーは脱走に成功するか否か、とシンプルだけど。
「計画→実行→脱走者のその後」とメリハリがあるので、あっという間。
脱出したら大抵そこで「やったね!」で終わりそうだけど。
それぞれ1時間ほどの尺で、丁寧に書かれている。

✖︎犯罪物って、痛い場面とか怖そう
◎「穴掘り専門のエキスパート捕虜が、実は極度の閉所恐怖症(チャールズ・ブロンソン!)。
何度も脱走先から引き戻され→独房行きの主人公。
全体的に「大脱走のテーマ」マーチが流れていて、時にコミカルなのも面白い。

つまり、思い込みの斜め上をいく面白さでした。
家での長い映画は、タイマーセット&途中休憩すればいいことに、今回気づきました(遅い)。
見てよかった1作です。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「ONE  Chance!」(なんとかなる、と訳されてた)。

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ゆき@おうちの中の人

4.0「何があってもへこたれない不屈の男たちのドラマ」

2021年5月9日
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penguin

2.0タルい。

2021年4月24日
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名作の誉れ高いが、のんびり感を楽しめるか否か。
すみません、今を生きる私にはタルかったです。
マックイーンの可愛らしさは買うか。
二人組ベースの親父だらけの群像劇にして、物語量が適切とは思えない。

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きねまっきい

3.0第二次大戦下のドイツで連合国の捕虜が二百数十名も収容されている収容所があった。 そこからほとんど全員が一斉に脱走しようという計画があった。 これは創作ではなくて実話だったという事が驚きである。

2020年10月1日
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楽しい

興奮

幸せ

BSテレ東で映画「大脱走」を見た。
原題:The Great Escape
劇場公開日 1963年8月3日

ジョン・スタージェス監督53才(荒野の七人など)
スティーブ・マックィーン33才
リチャード・アッテンボロー40才
チャールズ・ブロンソン42才
ジェームズ・コバーン35才
デビッド・マッカラム30才

こんなにも有名な映画だが初めて見た。
テーマ曲『大脱走マーチ』はお茶のコマーシャルなどでみんな聞いたことがあるだろう。
ノーカット版でしかもCMも挿入されるので総上映時間は3時間半になった。

第二次大戦下のドイツで連合国の捕虜が二百数十名も収容されている収容所があった。
そこからほとんど全員が一斉に脱走しようという計画があった。
これは創作ではなくて実話だったという事が驚きである。

物語は前半いかに脱走しようかという計画とそれを実行に移していく過程。収容所の地下に全員が脱出できる穴を掘っていく。

後半は脱走した捕虜たちがいかに逃走していくのかという顛末を描く。

上映時間は165分。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック