ダーティファイター 燃えよ鉄拳のレビュー・感想・評価
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喧嘩が大好きな男とそれを愛でるアメリカ
ダーティファイターの続編。リンに振られたファイロだったが、この続編ではあっさりと復縁。彼女も「あの時はどうしてよいのかわからなかったのよ」とのよくわからない説明。そろそろ喧嘩の試合から足を洗おうとしていた矢先に、喧嘩のプロ、ジャック・ウイルソンと試合をさせて、それで一儲けしようというヤクザな連中が絡んでの物語。一度は試合を拒否するが、リンがさらわれて試合をすることに動いていく。
今回は、どちらが喧嘩の試合に勝つか興味深々の取り巻き大勢を巻き込んでの描写。アメリカって、一対一の喧嘩がすきなんだなって改めて思う。これは、西部劇の最後の一対一の勝負から来ているんだろう。
西部劇を少しずつ現代版に移していくのが、「ダーティファイター」であり、「ダーティハリー」なんだろなと。前作でのおおらかさと大雑把さ。悪者たちの弱さ、間抜けぶりはそのまま。最後は、ファイロも、オービルも、ファイロの母も、オランウータンのクライドもハッピーエンド。ダーティ・ハリーのハードさの対局をなす作品と思った。
ブロンコ・ビリーと同様に、仲間とか友人、恋人を大事にするストーリーであった。それにしても、オランウータンが車をバラすは、お金を取ってくるはで、芸達者であった。
なぜ続編を作ろうと思ったのか不明・・・な作品
1978年の"ダーティファイター"の続編
前作同様、中途半端な空回り気味のコメディタッチシーンが散りばめられた作品で、今回もおバカコメディを目指したのに失敗しちゃった?
と聞きたくなる作品・作風でした
特にモーテルの部屋のシャンデリアライトにオランウータンがぶら下がり ユラユラさせて遊ぶシーンに続いて、同じことをクリント・イーストウッドさんが満面の笑顔でやりますが、あまりにもイーストウッドさんのキャラに合っておらず、私の中での映画鑑賞史上稀にみる最も衝撃を受けたドン引きシーンでした(笑)
その他、イーストウッドさん達がオランウータンの恋人を探しに夜の動物園に忍び込み、そのメスを連れてモーテルで"ひととき"を過ごすくだりや、旅の道中で前作でも出てきた どんくさいバイク集団「毒グモ団」が追って来るわ、ギャング団にも追われ・・・と、ドタバタちっくなストーリー展開となります
本作の唯一の見所は前作に引き続き登場のソンドラ・ロックさんが観られる所でしょうか
相変わらずとても綺麗な女優さんです
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