ソルジャー・ストーリーのレビュー・感想・評価
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公民権運動、その前のアメリカ
第二次大戦下のアメリカ南部。アフリカ系軍曹が射殺した事件を調べる、アフリカ系将校の苦悩を描く物語。
若きデンゼル・ワシントンも出演したサスペンス。
まだ、著しい差別が残るアメリカにおいて、アフリカ系の人々の立場、苦悩が良く描かれています。
被害者である軍曹も含めた群像劇の様相で、物語は進みます。
ただ、サスペンスとしては、今一つ。特に、犯人特定にはもう少し工夫があっても良かったですね。
途中の思わせぶりな展開はミスリードを狙ったものだったのでしょうから、それらの回収もあって良かったかもしれません。
私的評価はやや低めです。
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主題/重 映像/軽
主題が重い割には演出をサラッと軽く処理してます。黒人映画特有の泥臭さも希薄なところも不思議です。ワイルダー選手の17捕虜を少し思い出しました。
確かに鬼軍曹はオスカー候補になっただけの実に不快な演技が凄いです。
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