ソルジャーのレビュー・感想・評価
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赴任地はタンホイザー・ゲイト
この役はカートラッセルには似合いません。
遠い未来。生まれた時から戦士になるために育った主人公が、移民を守る為に軍と戦う物語。
普段はSFを余り鑑賞しないのですが、カートラッセル主演で、脚本もブレードランナーを書いたデヴィッドピープルズと言うことで鑑賞。
ですが、失敗でした。
まずカートラッセルに合わない役どころです。ベタですが、シュワルツェネッガーだったら人間性を失った軍人にぴったりですし、迫力ももっと出せたのでしょう。でも、カートラッセルでは良くも悪くも人間の範疇です。
SFの世界もチープ。優れたVFXを鑑賞出来る現代との比較は可哀想ですが、セットの中で演じている感があり、興ざめします。
ですから、アクションの迫力も不十分。元々カートラッセルはその迫力を出せる俳優ではありませんし、あのセットの中では出せないでしょう。
小学生の時に鑑賞したら、また違った感想になったかもしれませんが、大人になってからの鑑賞では低い評価は仕方がないと思われます。
ポール W.S アンダーソン監督最高傑作
6000万ドルの美術は観る価値あり
総合60点 ( ストーリー:30点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
冒頭からB級感が強力に漂う。設定も物語も安っぽい少年漫画のような内容にすぎない。
しかしちょっと作り物感がある部分もあるが、不思議に美術には豪華で金がかかっていそうで意外に映像は面白い。ウィキペディアによると総製作費は6000万ドルということだから、実は調べてびっくり、けっこうな大作である。これほどに美術に金をかけるのならば、脚本にももっと金をかけていいものを書かせればいいのにもったいない。よくこんな脚本にそんな大金をかける気になったなというか、その大金のうちいくらを脚本に使ったのかとか、色々と考えてしまう。
今ひとつの出来。
シンプルに面白い!カート・ラッセル、凄いです
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