劇場公開日 1956年8月23日

「2つの意味の捜索者」捜索者 星組さんの映画レビュー(感想・評価)

5.02つの意味の捜索者

2023年3月3日
PCから投稿

南北戦争が終わり
ひとりの男が故郷に帰って来た。

男は愛する者を兄に譲り
その家庭を静かに見守る。
時はコマンチ族の全盛期。
家族を奪われた男は
拐われた姪を探す旅に出る。

アメリカの広々とした赤い大地
そこに吹く風さえ感じさせ
温度さえ伝わる映像の数々。
ジョン・ウェイン演じる男の
非常さ、寂しさ、愛情のゆきどころ、
その全てが伝わってくる。

「2つの意味の捜索者」

愛する者の家族
そして自身の愛

喜びに溢れ、非常に寂しい
ラストカットは必ず涙する。
大好きな映画。

星組