潜望鏡を上げろ(1959)

劇場公開日:

解説

アメリカ潜水艦が日本軍基地内に潜入し、暗号文書を奪取するという海戦ドラマ。「死の砦」「勇者のみ」のゴードン・ダグラスが監督にあたり、ロブ・ハワイトの原作をリチャード・H・ランドーが脚色している。撮影は「開拓者の血闘」のカール・ガスリー。音楽レイ・ハインドーフ。主演するのは「特攻決死隊」のジェームズ・ガーナー、「女はそれを我慢できない」のエドモンド・オブライエン、アンドラ・マーティン等。他に「逮捕命令」のアラン・ヘール、カールトン・カーペンター、フランク・ギフォード、ロジャー・スミス等が出演している。製作オーブリー・シェンク。テクニカラー・ワーナースコープ。1959年作品。

1959年製作/アメリカ
原題:Up Periscope
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1959年4月19日

ストーリー

秘密の命令を受けたケン・ブレイドン海軍中尉(ジェームズ・ガーナー)はサリー・ジョンスンとのロマンスを打ち切って、ハワイへ赴いた。ケンが乗り組んだバラクーダ号は秘密の任務を帯びて出港した。スチブンスン艦長(エドモンド・オブライエン)は海上に出てから、はじめて命令した。バラクーダの任務は、艦長とカーネイとケンの3人以外には知らされていないのだ。ケンはクサイエという小さな島に上陸して日本の暗号書を盗む任務をあたえられた。浮上したまま進んだバラクーダ号は日本軍のゼロ戦の攻撃をうけた。甲板で重傷を負ったカーネイは、部下のマーフィーに、自分を艦内に収容していると艦が危い、おれに構わずハッチを閉めろと命令した。艦長は艦を潜航させるが、損傷のため浮上を余儀なくさせられた。やがてバラクーダ号はクサイエ島の近くに達し、ケンを上陸させた潜水艦は潜航して18時間待機することになった。そしてそれまでにケンが帰って来なければ、彼は殺されたか、捕えられたものと見なされるのだ。上陸して繁みに隠れたケンは、島の地形を偵察した後、夜が来るのを待った。やがて日が暮れケンは波止場に爆薬を仕かけた。彼が通信室のそばに達した時、波止場に大爆発が起こった。ケンはそのすきに通信室に忍びこみ、暗号書を写真におさめることに成功した。任務を達成したケンは、急拠引あげることにした。艦内では酸素が不足して、あと20分しか潜航を続けることができなくなっていた。艦長が諦めて出発を命じようとしている瞬間ケンがたどりついた。首尾よく任務を果したバラクーダ号は大歓迎を受けながら、パール・ハーバーに入港、ケンは歓呼して迎える群衆の中に、愛するサリー・ジョンスンの姿を見出すのだった。

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