「しびれた」戦争のはらわた sonarさんの映画レビュー(感想・評価)
しびれた
70年代に男の弱さをここまで冷静に描いていたとは。戦場の孤独、家柄の重圧、同性愛の秘密、戦地への望郷、名誉への欲、命令への盲目。様々な立場の弱さが折り重なる。
印象深いのは、ブラント大佐が敗戦後のドイツを立て直す人材が必要だとキーゼルを逃す場面。負けを確信しながらも未来へ繋ぐ意志が心を打つ。
それにしてもソ連兵は大量に突撃してくるなと思ったが、実際ソ連兵の犠牲者の方が数倍多いようだ。
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70年代に男の弱さをここまで冷静に描いていたとは。戦場の孤独、家柄の重圧、同性愛の秘密、戦地への望郷、名誉への欲、命令への盲目。様々な立場の弱さが折り重なる。
印象深いのは、ブラント大佐が敗戦後のドイツを立て直す人材が必要だとキーゼルを逃す場面。負けを確信しながらも未来へ繋ぐ意志が心を打つ。
それにしてもソ連兵は大量に突撃してくるなと思ったが、実際ソ連兵の犠牲者の方が数倍多いようだ。