「軍人の誇り 〜 認識番号 01234567」戦場にかける橋 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
軍人の誇り 〜 認識番号 01234567
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タイ西部の密林地帯に在るクワイ川鉄橋を舞台にした作品。
日本軍捕虜収容所に送られた英軍捕虜の1人、ニコルソン大佐( アレック・ギネス )に肩入れして観ていた。
日本軍捕虜収容所所長・斎藤大佐( 早川雪洲さん )に異を唱えるニコルソン大佐にハラハラさせられた。
足場の悪い中、現地の若い女性達が兵士達の為に荷物を棒で担いで運ぶ様子に違和感を覚えたが、終盤の状況が二転三転するシーンや、シアーズ中佐( ウィリアム・ホールデン )の皮肉めいた台詞等、見応えある作品でした。
ー ジュネーブ協定 第27条
ー 指揮するのは我々( 士官 )だと兵達に意識させろ
そうすれば自らを奴隷とは思わない
( 軍人の誇りを持ち続ける為 )
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
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レントさんのコメント
2024年6月14日
共感コメントありがとうございます。大恐慌や第二次大戦を経験した当時のアメリカでは映画はとにかく娯楽性が重視されたそうですね。落ち込んだ国民の気分を少しでも和らげるためにそういったものが好まれたようです。本作の描写に少々違和感を感じるのもそういった公開時の時代背景によるものだと知ると興味深いものがあります。戦争のむなしさという痛烈なメッセージを訴えてる点はさすが名作といわれることはあると思います。
kossyさんのコメント
2024年5月31日
こころさん、コメントありがとうございます!
小学校の頃は運動会などでも耳にしたクワイ河マーチですが、大人になっても大脱走のテーマと混同したことがあります。
そんな時、クワイ河マーチのメロディに「サル、ゴリラ、チンパンジー♪」と歌詞を付ければ迷うことがなくなりましたw