「名誉と誇り…男たちの架け橋!」戦場にかける橋 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
名誉と誇り…男たちの架け橋!
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第30回アカデミー賞作品賞受賞作。
Ultra HD Blu-rayで2回目の鑑賞(吹替)。
原作は未読。
第二次世界大戦中、日本軍の捕虜になったイギリス軍将校と捕虜収容所所長の日本軍大佐、それぞれの生き様のぶつかり合いを、クワイ川鉄道橋梁建設を絡めて描いた大作。
とにかく、豪華キャストでした。「麗しのサブリナ」などのウィリアム・ホールデンや、「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役でお馴染みのアレック・ギネス、アジア人で初めてハリウッド映画界のスターダムに登り詰めた早川雪洲など、国際色豊かな面々が出演していました。
イギリス軍将校と日本軍大佐、双方のプライドがぶつかり合った末に友情のようなものが芽生え、お互い協力し合って、見事橋梁は完成しましたが、イギリス軍の破壊工作によって、それらが脆くも吹き飛んでしまいました。虚しい…
クライマックスに向け、様々な視点がひとつに結びついていく演出が巧みでした。戦争の理不尽さ・無残さをしっかりと描きながら、理解し合うことで歩み寄れる人間と云う生き物の素晴らしさを訴える珠玉の名作だと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2021/12/08:Ultra HD Blu-ray(吹替)
※修正(2024/03/21)
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