「All time high. 年齢に負けないムーア・ボンド」007/オクトパシー アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
All time high. 年齢に負けないムーア・ボンド
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2020年公開のボンド25作目に向けて見直し007。3代目ムーア・ボンドの第六作目「オクトパシー」です。本作のボンドさんはターザンやってましたね。そしてワニかぶって潜入するって、もう笑いを取りにいってるとしか思えない!ピエロになったりもしてますし相変わらずサービス精神旺盛です。
おお!タイトルからの後のシーンが東ベルリンってまだドイツが東西に別れてた頃だ!その後に出てくるソ連の地図に改めてソ連って広かったんだなっと思います。色々と歴史を感じますね~。
インドでの殺し屋との追いかけっ子は大道芸人も巻き込んでて面白かったです。敵役のカマルさん、50万ポンド(約7千万円!?)もした「レディの卵」をポンポン投げたりして軽々しく扱い過ぎ!ノコギリヨーヨーを武器に使ってくる殺し屋とか、きっとこの辺りになると殺し屋のバリエーション考えるのも大変だったんでしょう。それはそれで楽しそうでもあるのですが。
終盤の列車シーンはなかなか見ごたえありました。最後の飛行機のシーンといい、アクション場面の引きの映像はスタントマンがやっていたのでしょうか?当時はホントに飛行機に捕まってたりしてそう。スタントマンって凄いなぁ。ロジャー・ムーア本人はけっこう年齢いってますし、アクションシーンはきっと全部スタントマンだったでしょうし、もうこの頃には引退を考えてたのではないでしょうか。次がラストのムーア・ボンド。さてさて、お次はどうなる事やら?
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