「八作目 ロジャー・ムーア登場」007/死ぬのは奴らだ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
八作目 ロジャー・ムーア登場
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
近作からロジャー・ムーアになって、何があっても慌てず騒がず軽い減らず口や冗談でいなしてかわしていくようになる。コネリーが持っていた渋みが失せたという声も多いが、私はムーアのこのような軽いボンドも好きである。
内容はかなり喜劇色が強くなっていて、とにかく派手に車や船を壊しまくり、それで地元の陽気で頭の弱そうな警察がきりきり舞いさせられるというかなり馬鹿げた寸劇もあって、従来のボンド映画らしくない部分もある。でもこれもムーア路線には合っているとも思う。飛行機・車・船・鰐・鮫と忙しく立ち回り、内容は薄いが気楽に馬鹿騒ぎを楽しめる。
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