劇場公開日 1973年7月14日

「記憶に残らない」007/死ぬのは奴らだ あむのすさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0記憶に残らない

2015年11月15日
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ロジャー・ムーアはとても良いボンドです。セクシー、ユニーク、そして、ハンサム。ジェームズ・ボンドという名がふさわしい俳優だと思います。

しかし、初のムーアボンド作品は……酷い。
話に重みがまるで無いのです。本当にスパイ映画かと疑うほどに、何も無いです。敵もインパクト皆無。ただドタバタと話が進み、クライマックスも無く、テンポが悪いです。結果、記憶に何も残らない映画となってしまいました。
ボンドガールのジェーン・シーモアも美しいのに……彼女のキャラがパッとしなくて本当に残念。全体的に無理矢理感が…。
記憶に残ったのはポール・マッカートニーの主題歌だけですね。

ロジャー・ムーアのボンドは見物だけど、これはハズレでした。前作の「女王陛下の007」が名作だっただけに本当に残念です。

あむのす