007/ゴールドフィンガーのレビュー・感想・評価
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何度繰り返しても子供の頃のワクワク感そのままに楽しめる。ショーン・...
何度繰り返しても子供の頃のワクワク感そのままに楽しめる。ショーン・コネリー版ボンドはこれが一番好きな作品。
踏み台。
007…ショーン・コネリー、ドジ踏み過ぎだろー。これでもか、という程何度も窮地に追い込まれ。ヒール役のゴールド・フィンガー、ふくよか過ぎて動けてないじゃん。
こういう時代を経て007の今がある、ということを知る一作。
三作目 ついにアストン・マーティン登場
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:75点 )
車を見てボンドは「ペントレーは?」と聞いていたから、以前はベントレーに乗っていたという設定だったのは気がついていなかった。でもあれは優雅だけど流石に古すぎて、敵に追いかけられたら逃げることすら出来ないだろう。やはりアストン・マーティンのほうがいい。防弾ガラス・煙幕・オイル・機関銃に強制射出式助手席と、いろんな装備が満載のアストン・マーティンが遂にこの作品で登場。まるで小学生向けの漫画のようだ。
それに帽子を投げる用心棒や、金の床共々にボンドを焼くレーザーは、子供の頃に観たときは凄いと思ったが、今改めて観直してみるとけっこう子供騙しだった。娯楽として見せるためにそのような無駄に派手な場面をたくさん挟み込んで、楽しませることを重視している。だがそれが悪いのではなくて、派手な見せ場で観客を楽しませるという007らしさとしての特色を作っている。
楽しいエンターテイメント
何度かテレビで見たはずなのに、飛行機の窓にゴールドフィンガーが吸い込まれる場面以外何一つ覚えていなくて、新鮮な気分で見れた。こんなに軽いノリだったのかと驚いた。007は弱音を吐いたりしなくてかっこいいなと思ったけど、特にそれほど大した危機もなく、というか危機でもそう見えないところがかっこいいのか、敵もそんなに残酷でもなかった。見終わって心に何も特に残らないし、そんなに頑張って見る必要もない感じであった。
「スパイ」を見事に表現したスーパームービー
007の全てはここから始まったと言わんばかりの出来栄え。ホーマーや戦闘自動車、クオリティーはもちろん豊富なアイデアを持つハミルトンにあっぱれである。1、2シリーズではアクションがメインだったが、今作では母性が鍵を握る映画でもある。
また冒頭に流れる有名な音楽だが、見事アカデミー音楽賞を受賞した。
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