「DVD化すらされていない幻の青春映画」17 セブンティーン ナイスマンさんの映画レビュー(感想・評価)
DVD化すらされていない幻の青春映画
だが私のこころに深く刻まれた映画である。
アメリカで暮らす移民の少年の成長譚だが、『ロボコップ』や『氷の微笑』を手掛けた脚本家、ジョー・エスターハスの自伝的内容となっており、
普段、バイオレンス&エログロで売る彼の心の中に、このような純粋な想い出が結晶化されていたのかと、いささか驚かされる内容である。
現在までVHS以外では未ソフト化のために、視聴は非常に困難である。
主演のブラッド・レンフロも夭逝しており、今ではこの映画を語る人も殆どいない。
こういう作品をこそ、NHK-BSあたりで放送して欲しいものだが、難しいのであろうか。
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