劇場公開日 1997年12月13日

「冒頭の登山シーンだけでもすごい。」セブン・イヤーズ・イン・チベット kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0冒頭の登山シーンだけでもすごい。

2022年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 オーストラリア人だし、戦争は反対だ!などと言っても容赦なく逮捕するイギリス軍。4度も脱走を試みたハラーだが、すぐに捕まり有名人になってしまう。やがて妻イングリットからは離婚を承諾依頼の手紙が届く。ヒマラヤに向かう途中、息子も生まれた。

 やがてチベットのラサに辿りついたハインリヒとピーター。親切な男(マコ・岩松)の家に滞在し、チベットに居ついてしまう。やがてピーターは現地人と結婚。一人残されたハラーはダライ・ラマじきじきに映画館を作って欲しいと依頼されるが、平和な滞在もそれほど長くは続かなかった。

 中国軍の侵攻。民が殺され、幼きダライ・ラマは平和的に解決することを望む。ハラーも平和愛好家。自分が冒した過ちも反省する。中国という国も日中戦争では被害者であったのに、いつのまにか帝国主義化している現実。世の中、なぜ平和にならないのかと悲しくなってしまう。

kossy
満塁本塁打さんのコメント
2022年11月17日

すみません独り言です。レンタルビデオで観たのが15年以上前で「お前は・なせない・・「恥を背負って」生きるんだ❗️」の字幕セリフを強烈に覚えています。ストーリーは全然覚えてませんでした。元々ブラッド・ピットつながりで借りてたので・・そうイヤ・
ダライ・ラマでしたね。貴殿のレビューで思い出しました。😊

満塁本塁打
きりんさんのコメント
2022年11月17日

kossyさん
「山の彼方に幸い住むと人の言う」ですね、
平和を求めているはずなのに、あの荘厳な神の座=ヒマラヤの山頂でさえ我々人間は国境確保の戦争地帯にしてしまうとは・・
人間は愚かだ。

きりん