絶体×絶命のレビュー・感想・評価
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お前しかいないの
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白血病の息子のためなら職権濫用も厭わない溺愛パパ。その息子を救えるのは、唯一(しかも違法手段で)見つかった適合者からの骨髄移植。しかしそいつはIQ150以上に加え、何枚も札がつくほどの極悪な囚人。
「お前の骨髄をよこせや!!」
と執念で追いかけるパパと、殺されないのを良いことに脱走を図る凶悪犯McCabe。坊やひとりのために甚大な被害と多くの犠牲者を出しており、目的が異なるとは言え、どっちも社会的にはかなり傍迷惑…(^_^;)。
男児ひとりの命>>>熱血漢の警察官複数の命、大怪我を負う医療従事者、交通事故に巻き込まれる一般市民!!パパの溺愛ぶりを知らない警官は、当然McCabeを撃ち殺そうとします。
移植が絶望的なら化学療法とかしてただろうに、マスクもしないで全然元気そうな患児でしたが、McCabeですら、生き甲斐を見出せない9歳男児に同情します。
大半の舞台は大病院ですが、オペ室の火災シーンはなかなか。燃えてるガウンなんて想像したこともなかった(°_°)。危険人物なら尚更準備段階で相当量の鎮静剤を打ったり飲ませたりするだろうから、あんなことにはならないと思うけど…。
ようやく観念して?骨髄を抜かれるMcCabeの姿には笑ってしまいました(^_^;)。
(首の刺青は「舌」(^^)。)
女医さんが逞し過ぎる(^ ^)。
意外な弱点はあったけど。
なかなか面白い発想の作品でした。
Michael Keatonの存在感がハンパないです。
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