世代のレビュー・感想・評価
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抵抗
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ワイダ監督の長編処女作。この後の『地下水道』『灰とダイヤモンド』で彼の“抵抗三部作”となる。1942年のポーランド。就職せずに遊んでばかりの若者。独物資輸送機関車から石炭を盗むことは愛国的行為だと納得していたが、友人を失ったことでものの見方が変わる。ベルグ木工所で働くことになったスターショはマルクス思想や労働運動を知り、人民警備隊に入ることになった。
共産主義者が何であるかより、闘争することに意義を見出したのであろうか、革命軍の未熟な戦士となったスターショ。参加したのも凛々しいドロタに一目ぼれしたせいだったし。友人が死んだり、パン屋の主人が捕まったことに心痛める青年だったのだ。
荒削りな内容だけど、ナチスの支配下で何をすればいいのか迷う市民の姿。共産主義者にも敵対する反ナチの国内軍も共闘すればいいのにと思う・・・まぁ、テーマとは離れてしまうが。やっぱり若者は幸せな生活や恋愛を追い求めるのが自然なんだろうなぁ。
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