「アンジェイ・ワイダ監督「抵抗三部作」の第1作目」世代 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
アンジェイ・ワイダ監督「抵抗三部作」の第1作目
アンジェイ・ワイダ監督のデビュー作で「抵抗3部作」の第1作目。
1940年代のドイツ軍占領下ポーランドを舞台に、反ナチ運動に捧げる青春を描いた若者たちの抵抗する姿を描いた作品。
友人たちとナイフ遊びをして、ドイツ軍の列車から石炭を盗んだものの友人1人がドイツ兵に射殺された普通の男が、反ナチス運動に加わっていくあたりの物語が流麗に綴られる。
そして、働いている工場から拳銃を盗んで……といった場面を観ていると、「次はどうするのか?」と思いながら顛末を見届けることになる。
とてもシンプルだが、込められたメッセージから強い意志を感じる作品であり、見応えのある場面多数。
アンジェイ・ワイダ監督の手腕は、デビュー作から冴えている。
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