「死者の魂が帰っていく“世界の涯て”」世界の涯てに kakerikoさんの映画レビュー(感想・評価)
死者の魂が帰っていく“世界の涯て”
若い頃観て、久しぶりの再観賞です。ゴールデンコンビと呼ばれた金城武とケリー・チャンが初めて共演した作品でもあります。
返還前の賑しい香港の雑踏と、最果ての地、スコットランドの雄大な自然との対比が面白く、何か独特の世界観がこの作品にはあると感じました。
ラブストーリーなのですが、それだけにあらず。
死を直前にした主人公やその他の登場人物を通して、生への神秘性・生きることの意義みたいなものも考えさせてくれます。
今回改めて観て「世界の涯て」と呼ばれる地が実際に存在するならば、自分も行ってみたい、そこで何を感じ、誰を想い、どうしたいのか、見つめてみたいものだと。。。
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