劇場公開日 1930年10月30日

西部戦線異状なし(1930)のレビュー・感想・評価

全22件中、21~22件目を表示

3.5●西部戦線異常だらけ

2016年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

当たり前に軍に入隊する若者たち。陰湿なシゴキを繰り返す伍長。
特別なディナーが過酷な戦場への出兵の合図。
これ、アメリカ映画だけど主人公はドイツ人なのね。

制作年の1930年ったら、まだ第二次世界大戦の前だ。舞台は、第一次大戦。この戦争は実際、早期に終わるとみられていた。
だから、割と楽観的に出兵した若者も多かったらしい。しかし、機関銃の組織的運用などで防御側が優位となり長期化した。毒ガスや火炎放射器も戦争を終わらせるまでもなく。

良心の呵責から、敵兵を助けようとする主人公。生きて帰って、同僚の戦死を家族に報告するも、罵倒される。
戦争の悲惨さを丁寧に描き世に訴えた作品。しかし、人類はまた戦争を引き起こすってのが悲しい。

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うり坊033

4.0モノクロが余計に戦争のリアルさが分かる。

2015年3月18日
Androidアプリから投稿

泣ける

悲しい

興奮

当時の戦争映画って今の戦争映画と違って戦争とは何かを問うと言う課題を上手く表現出来てると思う。最近の戦争映画は武器や射殺シーンにリアルさを力を入れているがこの映画はそう言ったリアルさじゃなく戦争のむなしさと意味の無い事をリアルに上手く画かれてると思う。

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エイジ
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