「恐るべしCIA」スペシャリスト(1994) odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
恐るべしCIA
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レイ(スタローン)は元CIAの暗殺者で爆弾のスペシャリスト、メイ(シャロン・ストーン)は幼い頃、巨大犯罪組織レオン・ファミリーに両親を殺され復讐に燃えレイに暗殺を依頼。
所謂、復讐サスペンスだが、タイトルが爆弾の「スペシャリスト」と言うだけあって殺しに一切銃は使わず小から大まで多くの爆薬を駆使、まあ、この手の映画にお約束のロマンスはあるものの見どころはアクションと言うより派手な数々の爆破シーン、中でもホテルの最上階の一室を切り落とすように爆破するシーンは度肝を抜かれました。意外だったのはスタローンとシャロン・ストーンのカップルはゴールデンラズベリー賞の最悪のスクリーンカップル賞を受賞したらしい、まさに映画は観る人それぞれですね。
爆弾魔という役どころなのでスタローンのイメージダウンを防ぎたかったのか子供を守ろうとしたり、野良猫を飼ったり優しい心の持ち主である演出、メイも「私は信じてはいけない女」なんてメモを残してレイを助けるあたりは気が利いていました。
敵役の元CIAでコンビを組んでいたネッド(ジェームス・ウッズ)の冷酷無比ぶりも凄かった、今更ながら暗殺が仕事だったなんて恐るべしCIA。
最近、B級映画を観過ぎたせいか、メジャー作品の豪華絢爛さは一入でした。
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