スピードのレビュー・感想・評価
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爆弾魔ホッパー
異常な状況下で結ばれた男女は長続きしない
何回観ても面白くて、また観たくなる作品です。
爆弾を仕掛けられたバスに乗り込み、爆発を防ぐ為に戦う捜査官の物語。
アクション映画史に残る名作だと思います。
バスのスピードを落とさない為に奮闘する主人公。ハイウェイで、公道で、そしてバス内部で起きるハプニングの数々は、緊迫感を最大限に感じることが出来ます。
そこに、冷酷で計算高い爆弾犯との駆け引きが加わるのですから、興奮度マックスは間違いありません。
正直言えば、一か所だけ非現実的過ぎて興ざめするシーンがありますが、それでも満点評価を変える必要がない程の満足度が高い映画でした。
未見の方は、ぜひ鑑賞してみて下さい。
ノンストップアクション
監督のヤン・デ・ボン、主演のキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの出世作で、最初から最後まで息の抜けないノンストップアクションの傑作。
路線バスに爆弾が仕掛けられ、スピードを落とすと爆発する、というスリリングな展開で手に汗を握る。
悪役のデニス・ホッパーも楽しんで演じている。
めっちゃ良い映画なだけにマイナス要素が目立ってしまう。
紛れもない後世に残るアクション映画の傑作
ノンストップ、ジェットコースターアクション映画と謳う作品は数あれど、本作は正真正銘のそれです
それも恐ろしく高いレベルで達成しています
冒頭からテーマ音楽に乗せて長々とクレジットを流すのは大変な自信です
というか、心の準備がないと本当にノンストップなのですから観ている側の神経が持たないからでしょう
アクション映画を少々見飽きてる人間でも、わおっ!えーっ!とのけぞるシーンが次から次と切れ目なく続くのですから
展開も期待を常に上回ってきます
そこに気の利いたウィットある設定やセリフが散りばめてあるのですから、もう本当に面白い!
かと言って、アクション続きで胸焼けするほどで逆に単調な盆百のノンストップアクション映画のようなことはありません
料理で言えばコースになっており、皿が変わる毎に味もかわり、また薬味によって同じ皿でも途中で口が変わるように工夫が凝らされています
しかも料理の素材も良いし、調理の腕も確かだし、盛り付けもどれも素晴らしい
甘いデザートまで用意されているのですから、観終わった後の満足感、面白い映画を観た幸福感、充実感は最高のものです
ご存知の通り邦画の新幹線大爆破の減速禁止爆弾が元ネタで、渡り板救出作戦もそこから拝借してますが、それだけではない膨らまし方が半端ないです
ベビーカーのシーンはカーアクションで有名なフレンチコネクションの有名シーンのオマージュです
チラリとベビーカーを見せれば知っている観客はあれをやるんだと身構えます
ところがこれを上回ってくるのですから恐れ入ります
しかも直後に同様のネタでだめ押しを掛けてくるのですから恐れ入ります
空港での並走、バスに潜りこむのはTVシリーズのサンダーバード第1話からの引用ですね
他にもまだまだありそうです
しかしパクり映画かというと、断じてそうでは有りません
それらをベースに驚く程高いレベルで消化して、完全にオリジナルなものを作り出しています
キアヌ・リーブス、サンドラ・ブロック、デニス・ホッパーこの三人の演技も素晴らしいものでした
特にキアヌ・リーブスの少年ぽさの残る甘い顔、小柄ながら、血管の浮き出る太い腕
これはスターになるしかないオーラが画面に溢れています
紛れもない後世に残る傑作です
ハラハラ!ドキドキ!(≧∇≦)b 何度観ても面白い!
ど派手アクション
ロス市警にイライラ
危機的状況の渦中にある登場人物が非合理な行動を選択してしまい更なる窮地に陥るのはわかるんだけど、バックアップするロス市警の愚かさにはイライラして仕方がない。交通規制は遅いし報道管制もしかないし。未完成のルートに誘導するわ空港の営業も止めないわ。何やっとんじゃ!というかいくらなんでもそこまでアホじゃないだろうに。
バスが飛ぶシーンは、警察が先回りして緩い勾配のついた板でもギリギリ敷くとかすればリアリティを持たせられたのに残念。救急車で現場にかけつけるのも酷い失態だし。とにかく絶体絶命の危機を裏でせっせと生産しているのはひとえにバカポリスでございます。
でもCG全盛前のアクション映画としては総じてレベル高いのは確か。おもしろいです。
そしてヒロインの美貌と美脚がいい(笑)
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