「16歳、タイヘンでステキな誕生日」すてきな片想い 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
16歳、タイヘンでステキな誕生日
ジョン・ヒューズの監督デビュー作。1984年の作品。
青春映画の名手として知られるヒューズ。
その原点で、作品も青春映画の人気の名作と知られ、今回初めて見たのだが…
姉の結婚式を翌日に控え、家族に16歳の誕生日を忘れられた女子高生サマンサ。通称サム。
学校で授業中に先生の目を盗んで書いたアンケートに片想いの相手ジェイクの名を書き、その紙を本人に見られてしまい…。
学校行事、恋愛の事、変わり者のギークから思いを寄せられ(と言うかストーカー…?)、家族の事。悶々憂鬱な日々。
確かに可愛らしい愛すべき作品。
モリー・リングウォルドも魅力的。好演。
だけど、もうちょっと初々しくて瑞々しくて、キラキラしてちょっぴり切なさ、いつまでも胸に残るよいな余韻に浸れる…と思ったら、
結構コメディ寄り。ヒューズは『ホーム・アローン』の脚本などコメディにも長けてる訳だが、ヘンなSE入ったり、思った以上に。
今だったら変わり者のギークと結ばれるだろうが、片想いのジェイクと。まあ、ハッピーエンド。
今だったら中国人留学生のキャラ描写は大炎上だろう。まあ、なかなか笑わせてはくれたが。一番の名物キャラだったりして…?
思ってたのとはちょっと…。
でも、充分悪くはなかったけど!
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