スタンド・バイ・ミーのレビュー・感想・評価
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やっと見れました。
三回目
少年たちの友情と冒険
どこか懐かしく、寂しい
彼らと同じ小学校の、少年時代の自分を思い返した…
時代背景、国、文化は違うけど、昔は彼らとは変わらない心を持ち、同じような気持ちだったのかもしれないと思った。あのころの自分は無知で、世界はとてつもなく広いものだった。隣の市に行くだけでも、外国に行くような感覚だった。そして友達は一生変わらずにいる友達であり、友達以上の存在であるとさえ思っていた。そんな友達が一緒なら何でもできる気がしたし、何もかもが楽しかった。
この映画はそんな少年時代の記憶を思い起こさせるものであり、とても懐かしい気持ちになった。それと同時に、いろんな意味で寂しい気持ちになった。
そう思うと、やはり「Stand by me」は名曲だ
スーパーマンは本当にいる
十代に入った少年たちには、大人たちが知らない、そして子供には知りようがない、彼らだけの世界があるのだ。そこには、異性への興味は包み隠さないものの、女の子の入り込む余地のないホモ・ソーシャルな世界が広がる。
この世界でこそ、少年たちは他の誰にも見せることのできない涙を流すことができ、その痛みを分かち合うことができる。
一昔前ならほとんどの男の子が通過するものだったが、現在ではこの年代の少年たちが活躍する空間は、部活、塾という名の、親と社会にコントロールされた空間である。
この作品が名作として残る理由は、限られた年代にしか経験できない出来事を、その当事者の目線で描き切っていることではなかろうか。だからこそそこで生まれる感情が、男女を問わず、また時代や年齢にかかわらず、多くの人の共感を呼ぶのだ。
つまり、アニメのヒーローよりも映画のスーパーマンのほうが凄い理由が、「スーパーマンは本当にいる」からだという大真面目な議論が成立する地平に観客を立たせることに成功したということなのだ。
かけがえのない時間たち。
子供の時ってかけがえのない時間なんだなあと思わせる作品でした。そして、子供なりにいろいろ悩んで、抱えていたし乗り越えていたなあっと自分の子供の頃を思い出しながら見入っていました。
そして、ところどころ流れる音楽が良いですね。
なんだかほっこりしました。
かけがえの無い時間
80分代にしては長く感じるというか。コンパクトとは言えません。しかし後半の追い上げには圧巻です。最初は、ダラダラと回想シーンを展開しているのかなあと思いましたが、それは違っていました。
大人に近づけば近づくほど、得られるものも増えれば、子供の頃に得れたものも減ってしまう。 感受性豊かな少年時代。大人になった途端、それは二度と還ってこない貴重な時間であり、かけがえのないものになる。大人になると色々なことを知ってしまって、興味や関心も薄れていく。好奇心豊かなあの頃には戻れないのだ。それはどこか切なくて、自分は後悔を覚える。友情こそ思い出そのものなのだとこの映画を観て感じた。 ED曲もいい雰囲気を出しています。
大人のいない子供の夏休みを垣間見れるだけの映画
映画の好みがこれで決まった◡̈♥︎
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