「子供時代に抱く想い」スタンド・バイ・ミー たかあきさんの映画レビュー(感想・評価)
子供時代に抱く想い
誰もが子供時代に抱く想いが、鮮明に描かれている。
死という、実態が分からないものへの、怖いもの見たさの興味。
顔が知れ渡ってしまっている村から、未知なる外の世界を線路伝いに開拓していく冒険心。
そして、不安や希望に満ちた、まだ見ぬ大きな将来を友と語り合う。
映画の見どころは、ゴーディとクリスの友情だ。
お互いに友に心を許し、誰にも見せない弱い一面を見せる。
お互いに友を尊重し、友を想う。
90分もない短い映画だが、
シンプルで分かりやすい4人のキャラ設定に基づき、
誰もが子供時代に抱く想いをシンプルに描いた、素晴らしい映画だ。
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