「いたって普通」スタンド・バイ・ミー うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
いたって普通
特に強い思い入れがあるでもなく、当時、斜め見にもならないくらいに断片的に何度も見ていた本作品。機会があってついにきちんと通して見終えることが出来ました。
感想は……「普通」
よく出来たストーリーに感心するよりも、「死体」をめぐって少年たちの冒険が始まる動機や、彼らの生きた時代に、マスコミの寵児になることが英雄への近道だったことが、すぐには信じられず、泊りがけで行くキャンプが一生の思い出になったことは、実体験に照らし合わせて共感もしますが、その後の彼らのたどった道を聞かされて、現実の厳しさを思い知らされもする、擬似同窓会的な映画に共感しました。
今リメイクするとしたら、キーファー・サザーランド(ジャック・バウアー)が過去を振り返り、友人の中に必ず中国人と黒人と女性が入っているのでしょうか。
2016.8.22
コメントする