「大人の目線で見返した」スタンド・バイ・ミー 平広範さんの映画レビュー(感想・評価)
大人の目線で見返した
青春映画の傑作だと理解しているのですが、中年のおっさんが見返した時、子供目線よりも大人の目線で見てしまいました。つまり、つらい思いをさせてしまっている子供に対して、大人の接し方、育て方が悪いように思ってしまいました。主人公は、とても優秀な兄と比較され、父親から愛されていると感じないこと、親友のクリスは家庭環境の悪さから教師から裏切り行為を受けたことに、それぞれ、つらい思いをしている。自分が大人の立場だったら、この子たちを立派な大人に育てるためにはどうすればいいのか、寄り添って考えなければいけないなと強く感じました。
余談ですが、クリス訳のリヴァー・フェニックスがとても格好よく感じ、「旅立ちの時」を見る予定です。
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