「切なくなるのに見てしまう」スタンド・バイ・ミー 李さんの映画レビュー(感想・評価)
切なくなるのに見てしまう
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中学生の時に初めて見てから最高に好きな作品。20年ぶりくらいに見たがやはり最高。
リバーフェニックスが本当にカッコよくて演技も光っていて、それだけで星1つは付けたいくらい。
「友達はでき、離れていく」というゴーディのモノローグが初めて見た時からずっと頭を離れない。
子供時代は、家庭環境(いわゆる住む世界)が違う子達とも仲良くなれるのに、それが大人になるとできなくなってしまう。この映画を見ると疎遠になってしまった友達のことを考えて切ない気持ちになる。
ゴーディはクリスの、クリスはゴーディの言葉に救われ、お互いその後の人生に大きな影響を与えた。
この唯一無二の友人関係に今でもとても憧れる。
人を傷つけるのも人なら、辛いときに側にいて救ってくれるのもまた人なんだなぁと思う。
そしてこの映画は単純に冒険心をくすぐられてワクワクもします。この彼らの楽しそうな姿と、その後日談とのギャップがまた切なさを増長させている気がする。
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