「同性愛に近いような距離感」スタンド・バイ・ミー okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
同性愛に近いような距離感
子供のころ何回か見ているのに、ほぼ見ていないに近かったとわかる。パイゲロとヒルだけはなぜか鮮明に覚えていたのが、自分の当時の頭の悪さを物語っている。そういえば、学校で観賞として見せられたような気がするが、あれはいったいなんだったんだろう。(あとウエストサイドストーリーとサウンドオブミュージック)
で、見直してみて、一番思ったのは。子供の時の友だちへの愛着、感情というのは、同性愛に近いような距離感、そういう描き方してるよな、と。とくにこの作品は女の子が一切出てこない。あの二人の友情は、将来大きくなっての恋愛それに似ている。忘れがたい、という後書きからも、その雰囲気が漂う。(て、原作読んでないし、思っただけだが)
作品全体としては無駄のない構成がとてもすばらしい。
それにしてもラスト、別れて消えるリバーフェニックスの姿が今となっては悲しいよなあ。
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