「虫恐ろしい」スターシップ・トゥルーパーズ 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
虫恐ろしい
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カナザワ映画祭2014の爆音上映で見た。ずっといつかスクリーンで見たいと思っていたのだが、今回その念願がかなったにもかかわらず、それほど感動しなかった。ハードルを高めに設定したせいなのか、他の映画が強烈すぎたせいなのか分からないけど、そこそこだった。レンタルビデオで初めて見て、何年か前にDVDで見て多分3回目で、内容に新鮮味がなかったからかもしれない。もっとはるかに忘れてから見ればよかった。
ヒロインが石原さとみを外人にしたみたいでとても美しくはつらつとしていた。なぜその後全く出世しなかったのか不思議なのだが、登場人物が大体みんなさっぱり活躍していない。バーホーベン監督が無名の若者なんかどうでもいいとぞんざいに扱って、みんな嫌になってしまったのかもしれない。
虫が強烈で人間を容赦なくバラバラにするところはすごくよかった。宇宙艦隊が巨大な光線で攻撃されるところも迫力があった。マシンガン5人がかりでやっと1匹倒せるくらいだったので、もっと手りゅう弾を多用すればいいのになと思った。
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