「神格化された凡作」スター・ウォーズ じゅんぢさんの映画レビュー(感想・評価)
神格化された凡作
日比谷での特別上映を鑑賞。劇場で観るのは特別編公開以来だから27年ぶり。
映画史的にすごい作品なのは当然として、では作品としてはどうなのか?
初鑑賞は「帝国の逆襲」のあとで、松竹系で公開された日本語吹替版。当然子どもだった。面白いとは思ったけど、「帝国の逆襲」と比べ、単純なストーリーと映像に少し物足りなさを感じたのも覚えている。
その後も何度か観たが評価は変わらず、今回の上映では何年ぶりかにも関わらず、睡魔に襲われた。
ルーカスって世界をクリエイティブする能力は超人だけど、演出、脚本に関しては凡庸で大味。特撮そのものが見慣れてきていた新三部作のスター・ウォーズの評価は世間的に悪いのは、演出の凡庸さを特撮で誤魔化せなくなってしまったからだと思っている。
今の若い人はディズニーのスター・ウォーズの方が面白いと言ってるのは当然だと思う。
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