「70年代でこのクォリティー」スター・ウォーズ 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
70年代でこのクォリティー
近年エピソード7以降が公開されて『スター・ウォーズ』に対する印象はただただ落ちてゆくばかり。エピソード4~6は過去に観たことはあったけど、小学生の頃のうっすらな記憶しかなかったので改めて鑑賞。
まず70年代にこの映画が作られたというのが信じられない程のクォリティ。ジョージ・ルーカスがどれほどこの映画に思いをかけて丁寧に作りこんだのかが画面からひしひし伝わってくる。X-ウィングの戦闘シーン、当時どんな風に撮影したのだろう!めちゃくちゃカッコイイぞ!古めかしく薄汚れたR2-D2とC-3POがリアルでいやに可愛い。R2-D2の発信する音、昔からずっと変わってないんだなー。
フォースに対する言及があまりないので、なんとなくジェダイはフォースというパワーによって超能力?みたいなものを使えてるのかなあ とぼんやり想像出来る程度なんだけど、これくらいシンプルなほうがいい。7以降だとフォースとはすべてなのだ!どこにでもあって☆×▽■……!!!!とか無駄に語られるんだけどそういうのいらないなって感じなので。
壮大なスケールで描かれるSFストーリーと、どのシーンも手抜きなく撮られた映像といつ聞いても耳に残るSWサウンドであっという間に時間の過ぎる映画だった。ルークってこんなにかっこかわいいキャラクターだったんですね。このかわいくないレイア姫とくっつくと思うと…ぐぬぬ。。チューバッカを『動く毛皮』とか呼んでてなんだこのアマ?!と思った。w
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