「わたしの宇宙活劇映画の原体験」スター・ウォーズ そのじつさんの映画レビュー(感想・評価)
わたしの宇宙活劇映画の原体験
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小1のころ公開された思い出の作品。SFの典型をわたしの中に築いてくれた。
行きがかり上戦いに身を投じた青年ルーク、戦いの中でフォースが目覚め、修行を積むうちに自分の隠された運命を知り、とるべき道を見出してゆく。ふわふわと少年ぽかったルークが傷つき過酷な運命を知るうちに精悍な青年の面構えに変わっていく。
子供のころはC3POやR2D2の物珍しさやかわいらしさに夢中でした。撃たれてキャーッと悲鳴をあげるロボットなんて初めてでした。
そしてやっぱり印象深いのはデススターの核を狙撃するために人工の渓谷のような所をXウィングで翔ける所。それからダース・ベイダーと戦ってオビ・ワンが消えてしまうシーン。ローブを残してかき消えてしまうあのシークエンスが衝撃でした。謎でした。謎だったせいで忘れられなかったのかな。
当時はロボットとか消えたオビワンとかに気をとられてましたが、いま見るとハン・ソロのイケメンさに心うたれました。あとルークを試すヨーダの茶目っ気ぶりが記憶になくて意外でした(^^)かわいい。
しかししかし、本作の衝撃はなんといってもダース・ベイダーですね。失敗した部下をフォースでバンバン殺してしまう。「ともに銀河を支配しようではないか!」のセリフとか、いや〜オイシイです。歌舞伎の悪役みたい。最高に怖くて最高にカッコいい!そして最高に切ないんです。
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