「SFの古典にしてド金字塔」スター・ウォーズ オレさんの映画レビュー(感想・評価)
SFの古典にしてド金字塔
遠い昔、はるか彼方の銀河系でシスの皇帝ダースシディアスが統治する銀河帝国とその恐怖政治に抗う反乱同盟軍の戦いの中、辺境の惑星タトゥイーンにて暮らしていたルークスカイウォーカーが伝説とされてきたジェダイのオビワンケノービ、密輸商人のハンソロ、レイアオーガナ姫との出会いの中で自身の出自と運命に翻弄され旅立つ姿を描いた映画の歴史を変えた歴史的一本にして、スターウォーズシリーズ記念すべき1作目。
1977年の初公開から長きに渡り、続編、前日譚、追加要素などを盛り込み、映画に留まらないさまざまなコンテンツに影響を与えたといえる作品でシリーズモノの作品の中では007に次ぐ歴史を持つスターウォーズシリーズの真の1作目。
まだ当時は実態が不明だったであろうフォースやジェダイなどの言葉や謎の強敵として君臨したダースベイダーを始め、オリジナル性の高いネーミングやアイデア、インパクトの強いビジュアルのエイリアンや広大な銀河系を舞台にした世界観を持ってして当時マイナーな部類であったSF映画をメジャーなエンタメ作品に押し上げたという逸話は有名な話らしい。
歴史ある作品かつキャラクターたちの中で一際存在感を放つのがハンソロ演じた若かりし頃のハリソンフォードかと思う。
一匹狼のようなスタンスながら成り行きでルークとオビワンに同行し、レイアとの出会い、犯罪王ジャバザハットとの確執、そして反乱同盟軍への加勢と様々な活躍と漢気を見せ、主役を喰ってしまう程の存在感で人気を博したようだ。
年月の経過により映像表現や撮影技法に見劣りが目立つかもしれないが、それも含めてSFの古典として素晴らしい作品。
何度観ても面白いとはこのことだと思う。
2015年10月03日(土)1回目
2020年01月06日(月)2回目@Disney+