劇場公開日 2013年5月4日

「ちょっと社会派」スキャナーズ2 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ちょっと社会派

2019年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 レゲエファッションの男がゲームセンターで破壊行動を起こす。やがてこの男ドラクはモース精神学研究所に捕らわれる。しかし、この研究所はスキャナーを捕えてもヤクの打ちすぎで皆ジャンキーとなっていた。

 フォレスター刑事によってスカウトされたデビッド。最初は乳製品毒入り事件をあっさり解決するが、やがて警察局長自殺事件がもたらした次期局長にフォレスターの名前を市長に言わせるように利用される。悪人そのもののドラクからも忠告を受け、次第に懐疑的になってゆく。

 実はデビッドの両親は前作のベイルとキムだった。そして姉ジュリーが生きていると育ての親から告げられ、モース研究所に潜り込むことを決意。クライマックスではエフ2の薬漬けとなった男も協力して、ドラクと対決!

 クローネンバーグのおどろおどろしさはなくなっているけど、逆に社会派要素がプラスとなったような感じ。頭爆発はないのかな~と思ってたら、終盤に見せてくれた。それにしても恋人よりも姉との兄弟愛が感じられる作品だったのか・・・

kossy