「Sが紋章ってこの映画が最初。Sは後付設定。」スーパーマン(1978) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
Sが紋章ってこの映画が最初。Sは後付設定。
「弾よりも早く、力は機関車よりも強く...鳥だ、飛行機だ、あっスーパーマンだ!」と言う台詞と
「スーパーマンの子供、子供♥️」と言う歌が流行っていた。歌の2番は確か「ウルトラマン」だった。
さて
小学生5年の時、ウルトラマンの歌を合唱した。みんなでウルトラマンの歌を歌い終わる瞬間。我が悪友が最後にか行の最後を発音!!
どえらく怒られた。
それはともかく、
原作は1938年のアメリカンコミック。それをどう考える?
3年後、真珠湾攻撃をやっちまう。ファーイストのMONKEYカントリーがわざわざハワイにやって来るのだ。空気が読めないにも程がある。だから、こんなお話が出来るのだ。黄禍論者が真剣に考える脅威ではないから、こんな子供だましのコミックなのである。
さて、この映画は?
1978年は経済的にはアメリカはベトナム戦争が終わって安定はしていたが、貿易赤字は収まらない状況が継続している。その相手が日本なのだ。その後もアメリカの貿易赤字は暫く続く。この映画の登場も日本に対する黄禍論の表れだと思う。知らぬが仏だろうが、この映画の脚本家はゴッドファーザーなのである。同じ、ファシズムの背景があっても日本のファシズムとは違うと言いたげ。
さて、近年またスーパーマンが出来たらしいが、今は仮想の敵国は日本ではない事は言うまでもない。
ジョン・ウイリアムスの曲を聞いていつも思う事。
違いが分からない。
スター・ウォーズとスーパーマンの区別が付かない。
ちなみにサンフランシスコもロサンゼルスも地震での被害は良く語られるが、規模(地震のエネルギー)は日本では頻繁に起きている。日本の建築構造の品種が良い事もあろうが、流石に大地震となるとそれも歯が立たない。サンフランシスコやロサンゼルスの100倍以上のエネルギーが地震によって放出されるのだから、当たり前。
被害が起こったあとの問題よりも、起こさせない政策を試みて貰いたいね。スーパーマンなんていないんだから。
