「善人ジョンとタイトルを変えてもいい、心優しい男の話」シンデレラ・リバティー かぎりなき愛 Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
善人ジョンとタイトルを変えてもいい、心優しい男の話
「黄昏」「ローズ」のマーク・ライデル監督の初期の佳作。マーシャ・メイスンの感情を露にした名演が忘れられない。幸薄い女性に温かい手を差し伸べとことん寄り添う善人ジョンを演じたジェームズ・カーンの好演も。ライデル監督はこの作品に限らず、俳優の表情を的確に捉えて人物表現が丁寧なので、登場人物の気持ちが分かり易い。相手の顔をきちんと見て話す人柄を想像させる監督だ。
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