白い肌に狂う鞭

劇場公開日:

解説

ジュリアン・ベリー、ロベール・ユーゴー、マーティン・ハーディの脚本を、ジョン・M・オールドが演出した怪奇エロチックドラマ。撮影はデイヴィッド・ハミルトンが担当した。出演は「明日になれば他人」のダリア・ラヴィ、「恐怖」のクリストファー・リー、他にトニー・ケンダル、イズリ・オベロン、ハリエット・ホワイト、ディーン・アルドゥなど。

1963年製作/イタリア・フランス合作
原題または英題:La Frusta E Il Corpo
配給:東京第一フィルム
劇場公開日:1964年6月14日

ストーリー

クルト(クリストファー・リー)は数年前、小間使いを辱しめ、彼女を自殺に追いやったため、父親に勘当されていた。そのクルトがある日突然帰って来た。父親はまだ彼を憎んでいたし、小間使いの母は彼に復讐を考えていた。彼の弟クリスチアーノは彼に同情的だった。その妻ネベンカ(ダリア・ラヴィ)は若くて美しい。クルトはネベンカに惹かれているらしかったが、ある時、彼女を襲い残忍に鞭うち、失神させた。彼には異常で変質の血が流れているのだ。その夜、クルトは刺殺された。凶器は小間使いの母親が復讐の際に使おうとしていたものだったが、証拠はなかった。その一件後ネベンカは恐ろしい悪夢に悩まされていたが、そのことで屋敷じゅうの人々も次第に恐怖を抱くようになった。それに主人も刺殺された。凶器は例のナイフ。ネベンカの訴えによると、夜クルトの幻影があらわれ、彼女を鞭うち、不思議にもそのあとが残っているのだ。クルトは生きているのか。腐敗した屍を火葬にした。……だが、真実は意外であった。殺人の犯人はネベンカだった。辱しめのショックから、精神分裂症になったネベンカが、クルトの幻影に指図され二度の殺人を犯したのだった。また、鞭のあとも、クルトの幻影がつけたのだった……。

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映画レビュー

2.5フランスの海岸、断崖の建つ古城。 ここでは、数年前、小間使いの娘の...

2021年12月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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りゃんひさ

3.5邦題がエロい。

2021年8月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

微妙に違うけど、まあサドマゾメロドラマ話し。亡霊か生霊か、はたまた真犯人がいるのか。途中から犯人探しも加わってなかなか面白かった。、が、いかんせん画面がくらい、黒い。お城、夜、蝋燭、まあしょうがないがもう少し加工出来なかったのか…。

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peanuts

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