劇場公開日 1998年11月21日

「言語は違えど」知らなすぎた男 ハットコックさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5言語は違えど

2015年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ビル・マーレイのおとぼけ具合が炸裂していますね。『ゴーストバスターズ』が初めて観た彼の出演作ですが、印象は変わらず。ローワン・アトキンソンが画面に写れば自然と笑みが浮かぶように、ビル・マーレイが出てきた瞬間に、ニヤッとしてしまいました。
いわゆる"勘違い"から起こる騒動(のレベルが半端じゃない笑)を描いています…です笑
何も考えずに、ただひたすら事の成り行きを追っていきます。米コメディだとよくあることですが、彼らのジョークを感覚的に理解することはできません。日本人のジョークが海外の人に通じないのと同じです。なので、字幕であっても吹き替えであっても、捉える意味、面白さは恐らく彼らとは違うはず。
しかしながら、その映像だけで笑えてしまうところが、コメディの良い点です。言語は違くても、"面白い笑える"といった本質は変わりません(チャップリンは、まさにその金字塔ですね)。コメディは、そういう側面で考えても素晴らしいジャンルだと思います。

ハットコック