劇場公開日 1973年4月7日

「救いようがない」ジョニーは戦場へ行った Possessed Antichristさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5救いようがない

2014年3月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

「救いようがない」
この作品の感想を述べるとすると、その一言に限る
主人公の感じる哀しさ、悔しさ、虚しさ…
それが非常に巧く描写されているので、観ていて気が滅入ってくるのである

この映画は、世界そのものを皮肉っている
「戦争、平和とは何なのか」、「主人公の信仰していたキリスト教が提唱する、『平等主義』とは、所詮聞こえの良い言葉の羅列にすぎないのか」…

世界がいかに腐っているか、それを知るに最適の作品と言える

Possessed Antichrist