ジョー、満月の島へ行くのレビュー・感想・評価
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序盤からダダ下がりの残念映画
今夜(2024/07/28)観ました。
トム・ハンクスは最も好きな俳優のひとりなので、出演作品を全て網羅したいですが、この作品の様な駄作があるとめげそうになります(笑)
序盤は『リストラ・マン(Office Space)』や『ビートルジュース』、それから『大逆転(Trading Places)』、ヨットに乗ったら『キャストウェイ』や『フォレスト・ガンプ』。『タイタニック』っぽさもありました。
終盤は原住民を面白おかしく表現した極めて不快な“コメディパート”、『ジングルオールザウェイ』の様な投げやり感が終盤に見られ、「あ、この監督投げ出したな」と感じずにはいられませんでした。
それでも序盤のディストピア感、ジョーが勤める会社や上司、同僚の腐り具合は面白く、期待値が高かったので、それだけに以降のグダグダ感は辛かったです😶🌫️
メグ・ライアンの3役はちゃんと役分けが出来てましたし、トム・ハンクスの演技は言わずもがなです。
不満はスタテン島以外の場所はフツーの世界だった点です。全く荒廃していない世界で、「あの序盤の世界は何だったの?」でした。展開もめちゃくちゃで「???」でしたし、高く見積もってもこの評価が限界です。
90年代映画らしい奇妙な世界観の変な映画です。タイムカプセルとしてご覧ください!
珍味
トム・ハンクスもメグ・ライアンも若ーい! なんかSFっぽくもあり、冒険ものっぽくもあり、不思議な映画だった。なんでトム・ハンクスを選んで騙し、好きなだけ金を使わせてまで、南の島へ行かせるのか、理由がまったくわからない。でも、漂流中の月のシーンはすごく良かった。メグ・ライアンの三役も良かった。
島がなくなったら、ビジネスできなくなっちゃうのかな。ま、心配してもどうにもならんけど。
テレ東の放送を録画視聴。
余命ものなら・・・
ワセリン会社の倉庫での資料係。週給300ドルのためにつまらなそうに働いていたが、余命を宣告され、人間が変わったように辞めてしまう。元は勇敢な消防士だったらしいが、今では自堕落気味。最後に同僚の女性を酒に誘うが、死期が迫っていることを告げるともう一歩というところで逃げられてしまう。次の朝やってきたのが半導体メーカーの社長だったのだ。そしてリムジンに乗ってウクレレを弾きながら金の使い道を考える。
アンジェリカとパトリシアの姉妹。同僚女性を合わせると一人三役のメグ・ライアン。それぞれ性格が違うところも面白い。しかしまぁ、オチもオチだし、島にたどり着いてからは面白くない。だいたいが死を宣告された人間の心理がまったく描かれてないような・・・会社を辞めるところまではかなりリアルだっただけに残念。
トム・ハンクスにメグ・ライアン。そして製作総指揮にスピルバーグの名前まであるドリームワークス作品だというのに日本で公開されない理由もはっきりわかる。満月を持ち上げるような光景とか、夕日のシルエットに浮かぶ火山島とか、映像が綺麗なだけにもったいない映画。しかも音楽もいいんだし・・・
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