「普通の映画。」ショーシャンクの空に 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
普通の映画。
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世間では名作だなんだと騒がれていますが、普通にオモシロ一です。普通に。
デュフレーンとレッドや、その取り巻き連中の演技も素晴らしいし。
話も分かりやすくなってる。
けど、粗も多いと思います。
やっぱり話が長い。話が箇条書き的で、スピード感が皆無だと思う。話を順番に語っていくような展開。みていて退屈な場面は1度や2度ではなかった。これは映画としては致命的な面だと思います。
あとは、デュフレーンとレッドが相思相愛になる事の理屈が分からない。特にデュフレーンから見て、どうしてレッドを南の島に誘うのか?それをレッドにする理由に深みが無くて、ただ刑務所で1番仲良しだから誘ってるようにしか見えない。
あのラストも納得いきませんね。デュフレーンが劇中で笑うシーンは少ないと思う。だから、あのラストで彼が笑顔でレッドを迎えるようなシーンが絶対に必要だったと思うし、あの空撮では感情移入ができない。
名作風であるのは分かります。
監督のダラボンは、壮大風な話を長尺にする事と名作という言葉がイコールだと思ってるのではないかと感じます。
グリーンマイル然り、マジェスティックもそう感じます。
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