「いい話だけど重い」ショーシャンクの空に たさんの映画レビュー(感想・評価)
いい話だけど重い
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冤罪でショーシャンク刑務所送りとなった主人公が、周りの囚人や看守から一目置かれ、自分の居場所を確立していく刑務所生活が描かれている。
評価が高いことと、刑務所の囚人の話ということくらいの情報しかないままに視聴。
まさか冤罪だった上に脱獄する話だったとは。
最後はハッピーエンドといえばハッピーエンドだが、接点のあった人たちが何人か死ぬところや、全体的な色彩、時の経過が長い点などが少し重い。
結局冤罪も解決しないままキーパーソンは死ぬし、諸悪の根源みたいな署長も死ぬし、心の底からすっきりした感じはしない。
20年近い経過を描いているため、登場人物が白髪混じりになっていたり、少しシワが増えていたり、見た目にも時の経過が表れているような細かな描写は良い。
よく分からないのが、主人公がショーシャンク刑務所を去る時に、新しいスーツや靴を身につける点。
配管や川の中に入ったら結局汚れるのでは。
あと、一度は吹くのを止めたハーモニカを、きちんと吹くシーンがあっても良かった気がする。
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