「奪われないもの。」ショーシャンクの空に ちゃーはんさんの映画レビュー(感想・評価)
奪われないもの。
評価の高さからも伺えるように、様々な「良さ」に溢れている。
無慈悲な世界、不条理な現実、立ち向かえば立ち向かうほど、理不尽な権威や欲望に潰されてしまうこの世界。
人はたくさん失えるものを持って生きている。しかし、刑務所では別。すべてを失った者たちが、そこへやってくる。失ってしまうだけのことをした者が大半であるのだろうが、主人公は違う。それでも、すべてを失っていた。
しかし、誰にも奪えないものがある。奪われないものがある。簡単な言葉になってしまうが、それは、「希望」
そんなことを教えてくれた映画。言葉ではなく、ラストシーンを見れば、誰しもが湧くであろう、言葉には表せられない「希望」
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