「裏切り」ショーガール Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
裏切り
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文字通り突き落としておきながら咎められない、他人を貶めて生きながらえる。良心を司るルームメイトが酷い目にあったり、親身になってくれた友人が普通に退場したり、こちらを混乱してくる。実力主義だとか因果応報的な説教をするつもりはないのだろう。マウントし合う中で上に立っていけるかが全て?終盤に明かされる主人公の過去。その挙げ句、男前に立ち去ろうとするのか?主人公に心を寄せようとする観客の心をトコトン突きはなし、ラストに中指立てさせようとする変わった映画である。どこまでが監督の狙いか…
急に踊れたり、リアリティを求めた作品ではないが、ショービジネスに対してリスペクトは感じられない。ここまで脱ぎ散らかしながらも、全くエロスを感じない。レイプシーンの酷さは完全にアウトで、プールでのセックスシーンは歴史的失笑。
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